風のつばさ

思いのままに吹く風に乗って、今日はどこに飛んで行こう♪

2014-07-01から1ヶ月間の記事一覧

文月の蛾眉(がび)

灼熱の太陽が、容赦なく降り注いでいたバルコニーも 陽のかげりと共に、少しずつ、落ち着いた時を取り戻す。 ブーゲンビリアだけは、その暑さを喜び 見事な色合いを醸し出してはいるが ニンゲンにとっては、暑過ぎる。 夏至が過ぎ、もうひと月も経ってしまっ…

噴水のヒカリ

昼間、出向いた先で 偶然見つけた、噴水。。。 吹き上げてはこぼれ落ちて行く 水の一粒一粒に反射する陽光を 目を細めて眺めつづけてしまった。

それでも、咲く

熱帯夜を経て、当地では連日 「高温注意報」なるものが発令されている。 TVを点ければ、登録エリアの情報を読み取っているのか 現在の天気と気温、注意報や警報 そして、熱中症で搬送された人数が枠外に表示され リアルに屋外から、緊急車両のサイレンの音が…

パイナップルリリーの白い花

梅雨明け宣言がなされた途端 物凄い猛暑が襲ってきた。 日が昇る前に、ベランダガーデンに居並ぶ花たちの世話をする。 高温になると1日と言えず、水分が奪われて萎えて行く。 早朝の風の中 今日は、初夏までに咲いた花たちの一部を剪定した。 もはや既に、…

紫紺野牡丹(シコンノボタン)

この花が咲くと、本格的な夏の訪れを感じる。 今日は大暑。 快晴が続き、気温が上がり続けるこの季節 いにしえの頃より、大雨時行・・・ 時として大雨が降る時期でもあるそうな。 8月7日の立秋の前日まで、どんな日々が続くのだろう。 紫紺野牡丹の花の色…

スピードバード

あの日から、3か月が過ぎてしまった。 かの地までの距離、約9600キロ。 飛行時間は、およそ12時間半。 展望コーナーから大きく両手を振った 私の姿が、見えただろうか。 なんとなく、かなしくて なんとなく、切なくて 離陸していく機体を、カメラに収…

ジャンボ機を見つめた日

春に、来日した友人を見送った時 なかなか空港から立ち去れなかった。 せめて、友人が乗った便が離陸するのを見届けてから帰ろう と、そう思った。 朝の気配漂う展望コーナーの、お気に入りのベンチに陣取り 滑走路へと向かう機体たちを、ぼんやりながめてい…

梅雨の日の花と花と・・・

今年は梅雨入りも梅雨明けも「遅め」の予報が出ていたけれど 先だっての台風が過ぎた翌日から 遠慮なく、気温が上昇するようになった。 我が家はマンションの角部屋なので 容赦なく、昼間は外壁が熱せられ 夜に帰宅して玄関を開けようものなら、たまに熱風が…

台風一過の夕空

超大型台風の影響が懸念されていたけれど 幸い、私が住んでいる地域に被害はなく 夜、寝ている間に通り過ぎて行った模様。 それでも、朝、目覚めたら 空には独特の雲が広がり、その下を薄い雲がちぎれては 強い風に飛ばされていくのが見えた。 次第に空はす…

ねがいごと

500円均一で、投げ売り状態にされていた フラワーベースを買ってみた。 持ち帰ったものに水をはっていたら 母が、家で育てている花たちを摘み取り ふんわりとその中に挿し生けた。 今朝、起きて、花の水を取り替えようと 手を伸ばして気がついた。 枝のひ…

小玉すいか、熟れました♪

プランターで育てている、小玉すいか。 成長していく実の重みで枝が折れないようにと スーパーで買った「たまねぎ」が入っていた網の袋をかけ 支柱に紐で括り付けて、保護してみた。 概ね、交配からひと月ちょっと。 実のついている枝の、一番近いところにあ…

ハナアオイ

ハナアオイ、漢字で書くと「花葵」 低木ではあるけれど 幹から分かれ出る枝が多く 耐寒性を有していることから 日照量の多い海岸や、荒地などにも自生する植物。 アオイ科に属するものは、美しい花を付けるものが多く その花びらの色はもとより、風が吹くと…

ミニトマト 熟しました♪

ベランダで育てているミニトマトが熟し 毎朝の食卓に彩を添えてくれるようになった。 洗いたてのまま器に盛り そのままテーブルに並べてみる。 その赤さが、何とも目に鮮やかで ほとんど変わらぬ毎朝のメニューが 今日は何だか特別美味しそうに見えた。 完熟…

文月の夕景

6月が終わった。。。 変わらぬ日ごとの営みのはずなのに いつの間にか、カレンダーがまた一枚はがされて 新たな風景写真が部屋を飾る。 沈み行く太陽も、夏至を過ぎて もう随分と北西の方角へと移っていたのを知る。 夕暮れ前の、ヒカリアソビ。。。