風のつばさ

思いのままに吹く風に乗って、今日はどこに飛んで行こう♪

空美の醍醐味♪ ~羽田の整備場で、まずは座学~

行って来ました、羽田の整備工場~♪
公に工場見学の機会が備えられているのは
ホント、嬉しいですね。

浜松町駅から、各駅停車のモノレールに乗って
新整備場」駅で下車。
各航空会社の整備場が連なるエリアを歩いて行くと
可愛らしい案内板が目に飛び込んできます。
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両側に建ち並ぶビルだけを見ていると
ここが空港の敷地内の一角である、ということを
ふっと忘れてしまいそうになります。

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建物の間や、道の奥に
飛行機の機体がちらりと見えたりすると
いいなぁ、こういうところに住んでみたいなぁ~
なんて思ってしまうけど

続く道の先には、あちこちに
『関係者以外の立ち入りはご遠慮ください』と書かれた看板があるので
ココは居住エリアではない、ということ
改めて認識させられました。はい・・・。


さて、建物付近に駐車してある車両を見て
ココでまたむふふ💛と思ったのは
ナンバープレートがふたつずつ付いていること、ね。
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通常、街中で目にする一般道走行用の白いナンバープレートと
もうひとつは、空港内での走行が認可されているオレンジ色のナンバープレート。

搭乗ゲートの待合室からも
たまにふたつのナンバープレートを付けている車が
空港内を走行しているのが見られます。

通常車両も、空港内で働く車のひとつ、なのですね♪


さて、メンテナンスビルに到着し、必要書類を提出すると
このようなカードがひとりずつ、配られます。
ネックホルダー共々、工場見学のお土産になりますが
場内ではずっと首から提げておきます。
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左下の紅葉のイラストが、季節感を出していますねぇ。
他の時期にはまた、別のイラストが描かれているのかしら・・・。


ANAもいろいろな企業とのコラボ企画をしていて
かつてはバンダイとのコラボで
ANA×ガンダムの塗装機が空を飛んでいましたね。
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実のところ、私も思いっきりのガンダム世代。
といっても、初代の方ですが…(笑)
当時はまだ小学生でしたけど
夢中でアニメに見入っておりました。
プラモデルもいっぱい作ったしなぁ~~。


ざっと数えて80名近くの見学者が、ひとつの教室に集まり
まずは座学講習を受けます。概ね、30分くらいかな。
内容は・・・ヒミツ(笑)
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お馴染みピカチュウも、ANAとのコラボで
ジャンボ機が空を飛んでいた時代
ポケモンジェットの特別塗装機は、性別や年齢を越えて
大人気!でしたね。

ピカチュウの上にのっかっている青いヘルメットは
格納庫見学時に装着するものです。
非常に軽くて、ビックリしました。


座学開始までの時間と、途中、休憩時間があり
その間は自由に教室内に展示されている航空機のパーツたちを
自由に手に取って眺めることが出来ます。

ジャンボ機の翼の先端に付いていたランプ、ね。
機体の方向が遠くからも光で判別できるように
右の翼の先端には緑 (青)
左の翼の先端には赤 と決められています。
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現役時代は、このパーツたちも
大空を飛んでいたんだねぇ・・・。


こちらはコクピットの窓の一部、みたいね。
たまに空の日のイベントなどでジャンク市をやるけれど
こうしたものも商品として販売され
それこそ、トンデモナイ値段が付いていたりして、ビックリ!するわ~。
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どうせなら、旅客機の座席が欲しいのだけど←座り心地いいものね♪
それが置ける部屋と家がないと無理、ですね (笑)


そして、ここから先は、普段、絶対に目に出来ないモノなので
じっくり眺めてしまいました。
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航空機本体の重量に関しては
どうしても重さがあると、それなりに必要な飛行のための燃料が増えてしまうので
いかに軽くて丈夫な素材を選び、かつ、強度を増していくか・・・
こちらもまた、日進月歩でいろいろな研究・開発がなされているのですね。

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最新型のB787型機で使用されている素材:左 
B747型機←ジャンボ機で使用されていた素材:右
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それぞれ持ちあげてみると
なるほど・・・と思う重量でした。

空の業界でも、エコが叫ばれ始めてからというもの
随分と意識が変わったなぁ~って思います。


教室内での一通りのレクチャーが済んだら
いよいよ、場所を移動しての格納庫見学♪

15人程度のグループに分かれて
それぞれに付けられた担当者の指示のもと
決められたコースと立ち位置の中で
自由に写真撮影も楽しみながら、機体を見て回ります。


続きは、次回~。