サッポロビール博物館のご当地缶
そこから歩いて10分くらい。
当初の目的地
アリオとイトーヨーカドーが見えて来た。
私が住む街では、雪なんて滅多に降らないから
靴底にスパイクが着いた雪靴なんて
年に1、2度履くかどうか、だからねぇ。
でも、路面凍結の時期には威力を発揮するから
優れものの1品と、10年、愛用した。
この頃、急激に体がポチャッとしてきたもので
それもあってか、歩いていたら突然、雪靴の踵が割れた。
仕方なし、持っていた商品券で同種のものを買い求め
靴慣らしのためにも、札幌駅まで歩いてみよう…と
スマホで地図を見ながら1階に降りて来たら
コレが見えた。
おぉ~!この煙突
旅行のパンフレットの写真で、見たことあるぞ~!と
とりあえず、記念に1枚。
折角なので、敷地内の庭をぐるりと回ってみた。
赤レンガの建築物がいくつか並んでいて
その前には、日本で最初のビールの広告コピーが
大きなビール樽に記されていた。
『麦とホップを製すればビイルとゆふ酒になる』ね。ふうむ…。
折角なので、入ってみましょう。
サッポロビール博物館♪
詳細はこちら
このビール博物館の建物は外国人技師の指導のもとで
明治23年に札幌製糖工場として建設され
明治38年の改修工事を経て、製麦工場として60年間使用。
昭和40年の製麦工場閉鎖に伴い
昭和42年に資料館として一般公開開始
昭和62年にサッポロビール博物館としてリニューアルオープンしたそうな。
建物の上部にも見られるけれど
トレードマークの赤い星は「五稜星」と呼ばれる
開拓使のシンボルだそうで。。。
まずはビール作りの原点から
歴史的なことなども織り交ぜて見学~。
「初めての出荷」だそうで。
ラベルにはしっかりと
シンボルマークの五稜星が描かれていますね☆
ビールというもの
最初は試行錯誤しながら…ということ
ツアーガイドのスタッフさんが
熱~く語って下さいました。
そして次のコーナーは「大地の恵み」
当時の建物のミニチュアが飾られ
原料から製造までの過程を、順を追って見て行きます。
ほぉ!
これがホップ、ですかぁ。
なんか、あんまりいい香りじゃなかったなぁ。
昔の看板やら、瓶ビールの瓶やら
縁のものがいろいろと展示されています。
こちらは、アドコレクション。
サッポロビールのポスター、ね。
昔は絵画だったけど、今やもう写真だからね。
見学の最後は、ビヤコミュニケーション。
「美味しい缶ビールの注ぎ方」を最後にレクチャーしてくれます。
ビールって、泡が大切なのだそうで。。。
でも、私が博物館の展示物の中で
一番興味を持ったのは、こちら。
全国のご当地缶ビール缶💛
おぉ~~!!!
埼玉は川越の「小江戸」バージョン(中列右から2番目)
さいたま市誕生記念バージョン(中列右から6番目)
東武鉄道路線バージョン(上列左から6番目)
お・も・し・ろ・い!!!
何しろ、限定品だから
その時期、その地域にしか売っていないものゆえ
ひとつひとつが価値あるものなのよね。
ここ、ゆ~っくり見たかったなぁ。
次回、札幌に行ったら
もう1度、この博物館に行って
このコレクション、じっくり見て来よう!!!
嬉しかったから、「祝さいたま市誕生」缶にズームイン!
んっ???
こちらはもしや、「祝・仙台空港 ターミナルビル完成」記念缶!!!
お~~~!!!
でも、ね。このイラスト
駐機している機体をよーく見ると
手前の2機がジャンボ機なんだわ。
仙台空港って、ジャンボ機の定期就航って、あったっけ???
JALの747がチャーター便で飛来したのと
ANAのジャンボ機が卒業フライトで仙台の空を舞ったのと
あとは何があったぁ???
・・・なんて、思わず
ツッコミを入れたくなってしまったイラストでございました(笑)
そして博物館の出口近くには
有料のテイスティングサロンがありまして
こちらで3種ビールの飲み比べをば。
小さなツマミ付きで500円。
空きっ腹にいきなり3杯!は
ちょっとアフアフしてしまったけれど
私もOL時代、散々、アルコールは鍛えられたから
勧められたら、いただきます♪
こちらも、残さず、いただきました。
左⇒中⇒右 に行くほど濃くなっているそうで
確かに、味の違いがはっきりわかりましたよ。
ココでしか飲めない、右側の開拓使ビール。
これ、コクのある深い味わいで、とっても美味でした。
瓶ですが・・・サロン続きの売店で
売ってます。
3本入り…でも、1箱約1キロ。
私の細腕では、とてもとても持ち帰れる重さじゃないので
(嘘つけ!)
泣く泣くお土産は諦めました、とサ。
思いの外、楽しかったひと時。。。
外に出たら雪が強く降り出してきて
コレの写真を撮った後
ヨーカドーのタクシー乗り場に停まっていたタクシーで
札幌駅まで移動~。
北口で十分なので、メーターはそんなに上がらず。。。
悪天候なのに、近場でごめんね、という感じ。
朝食をいただいてから、午後4時過ぎまで飲まず食わずだったので
(いや、飲んだか・・・)
駅ビル内のスープカレーのお店で、遅いランチをば。
寒いエリアは、建物の中も駅も電車の車内もタクシーも
屋外以外は全て暖房がきちんと効いているので
コートは着るより、手に持ったままだったけど
スパイシーな食事をいただくと
体の内側から、汗が噴き出てきます。
お店の定番、野菜のスープカレー。
これは私が食し
同行した母は、お店のイチオシ!
エビのスープカレーを「美味しいっ!これ、美味しいっ!」と
ひと口啜るごとに、感嘆の声を上げていました。
よかったね♪
あぁ~、でも、ここでビールが欲しかったな。
うん。