風のつばさ

思いのままに吹く風に乗って、今日はどこに飛んで行こう♪

金銀花 ~スイカズラ、ニントウ~

イメージ 1

中国では「金銀花」と呼ばれ
日本では「スイカズラ (吸い葛) 」や「ニントウ (忍冬) 」と呼ばれ
欧米では “Honeysuckle  ” と呼ばれる、花。

同じ花の茎から蕾が出ていたのに
どうして、白い花と、黄色い花が混在しているのだろう、と
初めは不思議に思っていた。

咲き分け・・・というより
白い花と黄色い花が同時に咲くことが
私のノウミソの理解の限界を超えていた。

調べてみて、なるほど!と思った。

最初は白い花が咲くけれど
受粉によって黄色く変色することから
ひとつの茎に、白い花と黄色い花が存在している、ということ
あっさり、納得した。

それを黄色や白と表現するのではなく
あえて、金・銀とあらわす感性に
らしいな・・・と思うも
「金銀花」とは、よく名付けたものだと思う。

甘い香りもさることながら
この花は芳香な蜜を湛えているという。

花を引き抜き、それを咥え、細い側から吸ったことから
「吸い葛」と呼ばれるようになった、という説もある。

冬になっても、葉が完全に落ちることなく
じっと寒さを耐え忍んでいる様から
「忍冬」とも呼ばれているけれど

冬越しするほどの強い植物なだけに
植えられている場所によっては、あまり歓迎されないところもあるらしい。

そして、いつも私たちが礼拝を捧げているあのエリアにも
この花が咲き誇っていたことを、知った。

花言葉は「愛の絆」「献身的な愛」

ウチのバルコニーに咲く金銀花を眺めながら
「なるほどなぁ」と
ひとり、小さくつぶやいてみた。

イメージ 2
この花も、明日には黄色に変わっているかもしれない・・・。