夕の陽あそび

今日は晴れの予報だったのに

昼になるほどに、空には雲が湧いてきた。

 

夏は過ぎたはずなのに、入道雲がふたつみつ。

 

夕刻には、沈む太陽を阻むかのように

ちょうどそこだけ、大きな雲がかかっていた。

 

しかし、夕陽とて、黙っちゃいない。

遮る雲に負けじと、強い光を空いっぱいに放ち続けている。

 

時を追うごとに、雲は形を変えて行ったけど・・・

 

 

やがては、いよいよ西空を茜く染める時がやってきた。

 

鳥たちも、一羽・二羽と、ねぐらに急ぎ

シルエットになって飛んで行く。

ちょうど二本の電線の真ん中を翔けて行く、小さな翼を見た。

 

いよいよ、日没が間近に迫る頃

オリーブたちの枝葉の陰から、そっと夕陽をとらえて遊んでみる。

 

 

 

 

 

 

そして陽が沈み、漆黒の夜を迎えた途端

予報にはなかったのに、ひどい雷雨に見舞われた。。。

 

トンデモナイ、夕の陽の置き土産。