風のつばさ

思いのままに吹く風に乗って、今日はどこに飛んで行こう♪

フウセントウワタの赤い花

タイトルを見て、あれ・・・?と思われた方も
もしかしたらおられるかもしれない。
 
私も実物を見た時は、一瞬
これは何の花だろう?って思ったけれど
葉も、花の形状も、そのまんまだったので
この植物は白以外にも、赤いものがあったなんて知らなかった。
 
この色は初めて見た。
 
 
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 (今回の写真は以前使っていたコンデジで、望遠をかけて撮影したものです。
  なので、ぼんやりしていてごめんなさい)
 
 
開花して、ぱっか~ん!と花びらが弾けた中央に
おしべとめしべが組み合わさった
黄色い蕊柱 (←ずいちゅうと読むそうな) があり
つくづく、特徴的だなぁ~なんて思ったりする。
 
今回、私が目にしたものは、思いの外、背丈も低くて
これがやがては実を結び
あのような独特の形状になるとは
この段階では、おおよそ、想像もつくまい。
 
 
ほら!蟻と比べたって
こんなに小さなお花なんだもの。
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それに由来するのか、花言葉は「楽しい生活
 
そして、花には花の、実には実の
それぞれの花言葉も用意されている。
 
花 ⇒ 「隠された能力
実 ⇒ 「いっぱいの夢
 
 
それぞれに割り当てられた花言葉を目にして
なるほど!と思うのは
やはり、その実を知っているからなのだろう。
 
実は、こんな形として成長する。
 
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あんなに小さな花からは、想像もつかないほど
ほわぁ~っと膨れて来る。
 
ウチの飼い猫は5キロを超えているけれど
猫の頭をひと回り小さくしたくらいの大きさ、ね。
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そして時期が来たら
これが、ぽっ、とはじける。
 
いけばなの先生からは
「うっかりしていると、ガマの穂みたいに弾けて
綿毛が大量にあちこちに飛んじゃうから
室内に飾る時は気をつけて~」って言われたけれど
 
その時期の見極めが、とっても難しい。
 
しかも、切り口からにじみ出る白い液体は
それなりに害を有するものらしく
「手に付いたものは、絶対に舐めないで!」と再三言われ
(舐めますかいな…)
 
つくづく、一筋縄ではいかない植物だこと、と思ってしまう。
 
 
だから、花育ては面白くてやめられない。