木漏れ日の下で

梅雨の晴れ間。

思いっきりのぴーかん

メチャメチャ暑くて陽射しも強くて

気温もとっても高くって

こんな日は、大きな木を見つけて

その根元に佇んでみる。

そのまま上を見上げると

揺れる葉がこすれ合う音を立て

その隙間からチラチラと陽の光がもれて来る。

１歩横にずれたなら

この静寂は別世界になってしまうけれど

こうやって涼やかな風をひとり占めする時

小さな幸せを、ふっと感じるようになってしまった。

こうやって、ちょっとずつちょっとずつ

今年も猛暑がやってくるのかもしれない。