アシアナ三昧 ~上空監視は楽しいね♪~
あまりにも心魅かれる夕空が広がっていたので
カメラを手に、バルコニーに出てみた。
淀みない空の中にひとつ
白い線が短く引かれている…。
あ、こちらにも白い「点」が
そして、こちらにも。
黙ってそれらを眺めていると
東から西へ、あるいは西から東へと
どんどん白線が伸びて来る。
そして思う。
とうとう今年も、その時期が来たか…と。
風にどこか冬の寒さを感じるようになると
韓国:仁川ー米国:ロス or サンフランシスコ を結ぶ路線の飛行機が
ちょうどウチから見える空を、決まって夕方に通過して行く。
こちらは東から西へと飛んで行く
いわば、アシアナ航空の戻り路線。
今少し、太陽の光を直視出来ない時は
空はくすんでいても、強烈な夕陽パンチ!は
機体に当たらない様だ。
こちらは、ロスかサンフランシスコに向かう便。
仁川ー成田が2時間10分だから
あと8時間半くらい、飛び続けるんだね。
このぽってりとした風貌は
A380かしら、ね。
そしていよいよ日没を迎え
陽が雲間に沈んで行くと
あたり一面、容赦なくオレンジ色に染められていく。
もう1機、西から飛んで来た!
あまりにも高度が高すぎて
もはや、エンジン音も「シュー」としか聞こえないけど
エンジンから吐き出されるスモークと
飛び行く機体そのものが、夕陽色に輝いているのを見上げる日々が
来春まで続くのだな、と
嬉しいけれど・・・
それでも、どこか複雑な思いをもって
感じてしまった夕刻のひととき。
機上からは、下界がどのようにみえているのだろう。