マングローブ林で、むつごろうと会う 【宮古島探訪】
むつごろうちゃん💛
潮が引いた干潟の上で生活する魚・・・だそうで。
何だか、かわいらしい。
ハゼ科の魚って、あんまり口にする機会はないけど
ちょっと前に、むつちゃんの干物を「珍味」でいただき
お姿を裏切った美味なるお味に、へ~~~って思ったのよね。
まぁ、積極的には食さないとは思うけど
まさに焼酎でいっぱい、という時の
お酒のつまみに合うだろうな~なんて思っちゃった。
そんなむつちゃんとの出会いは、こちら。
宮古島は四方を海で囲まれていて
流石にエリア的には
その光景からも南方であることを思わせる。
海水と淡水が入り混じる水域に生えるマングローブ。
ヒルギといったものたちの植物群落、とのこと。
天気の薄暗さもあってか
とてもとても日本の光景とは思えない気がした。
マングローブの特徴のひとつは、不思議な形をした特異な根の形。
不安定な地盤で樹木の本体を支えるための支柱根と
酸素量が少ない土中ゆえ
酸欠を防ぐため、地上に出ている呼吸根が存在するらしい。
根の形を見れば、ヒルギも更に
ヒルギの花・・・が
開花しているのは撮れなかったけど
蕾かしら、ね。
これ・・・。
種は、胎生種子と呼ばれるもので
樹木についたままの状態で
果実の中の種子が発芽する種子のことをいうそうな。
ちょろりと垂れ下がっているモノが
10~20cmの棒状に成長し、やがては、樹木から落下。
水中を漂いながら、生育の条件に合う場所に漂着できたら
根と葉を出すそうで。
なんとも逞しい植物だなぁ、と思った次第。
東南アジアなどでは見かけたけれど
沖縄にもマングローブ林が存在したんだねぇ。