通り池を見に行こう! 【宮古島探訪】
南国特有の
鬱蒼と茂る低木のトンネルを抜け
道なりにどんどん進んでいくと
突然、頭上が開けて
いきなり、広い空間に出る。
下地島の西側にある、ここは
島の天然記念物にも指定された「通り池」と呼ばれる
観光地のひとつ。
雨水による石灰岩の浸食が造った、神秘的な自然の造形
だそうで。
海水が満ちた大きな穴がふたつ、並んでいて
それらの池は、海と繋がっているので
海から入って池の中に浮上することが出来るという
ダイビングスポットにもなっているそうな。
こちらは、内陸側の池。
直径約55m、水深約40m。
こっちは海側の池。
直径約75m、水深約50m。
どちらもそこそこの大きさがあるんだねぇ・・・。
私が島巡りに行ったのは、少し前の時期ゆえに
咲いているお花たちも、今はまた違っているけれど
緑が茂る中に咲く、赤い自生のグラジオラスは
遠くからでもすぐに目についた。
もうひとつ、遠くからでも目に付く
赤いもの♪
下地島空港の航空監視レーダー。
こっちは私の大好物だわ💛
石灰岩をものともせずに、しっかりと根を張る植物たちの
その姿には、どこか逞しさを感じてしまう。
テッポウユリまで咲いていて
わずかな隙間には、群生してるし~。
どうしても、風が直接、吹き付ける土地ゆえに
ユリたちの背丈は高くないけれど
それだけどっしり!と地に根付き
日々、目に見えないところでは
強くされ続けているのだなぁ~なんて、思ってしまった。
咲くお花たちは、こんなに可憐で素敵なのに。。。
って、これは何の植物だったっけ。
小さなシャガみたいだな、って思って
ズームで狙ってみたんだよね。
こちらは、アダンの木の実。
まるでパイナップルの様な形状だね。
アダンは、強風に耐える強い植物で
昔は、その葉を編んで草履などを作っていたそうな。
葉も結構な強さを持っている様で…。
「通り池」には散策するための遊歩道が
きちんと整備されていて
海と空と緑と、広く開かれた眺望を
ただ歩いているだけで、十分に堪能出来てしまう。
まぁ、歩けども歩けども
その光景は同じようなものが続くけど
それだけ、広いということでもあるんだね。
旅に出ると、無意識のうちにも
母の歩数計は、バンバン数字が伸びている模様…。
普段の生活の中では、なかなか「歩く」ということも
難しい環境にあるんだなぁ~なんて
改めて思ってしまった。