黄色の不思議
気が付けば、如月の月も週末まで。
日曜日にはもう弥生の空が広がることになる。
・・・早いね。
ついこの間、必死で年賀状を書き上げたばかりだと
思っていたのに。
気温が上がれば花粉も飛び始め
曇天が続くかと思いきや、雨になり、青空になり
全く天気さえも落ち着きやしない。
週半ばの朝の空。
望遠機能を目一杯かけて撮ってみた。
空がどんより~というよりも
大気がどんより~って感じで、外に出るのも嫌になる。
木々の向うは、陸自の敷地。
たまにヘリが離着陸するので、ローターの音が響いてくると
私は喜んでカメラを向けたくなる。
午後の空。
微妙~に少しだけ、見えて来た青空!
そしてほら!飛んできた。
自衛隊のヘリ♪
このローター音は、結構なノイズなので
嫌厭されがちだけど
私の耳には、ワクワク感を掻き立てるサウンドだ。
変なの、って言われても
好きなものの音は、不快には思えない。
ただ、あんまり至近距離を飛ばれると
窓ガラスがまでブルブル震えているけどね。
陽がやんわりと射して来たので
カメラを持って、バルコニーに出てみた。
あらま。
いつの間にやら、福寿草が満開に!!!
ホントに正直だ、と思う。
夕刻になり、陽が落ちると花もしぼむ。
そして、傍らには
越冬に成功した檸檬たち。
寒さをものともせずに、何と!小さな実まで結んでいる。
花のつぼみまで!!!
春の訪れは、案外、鮮やかな黄色たちが
モノトーンの世界に一石を投じるところから
始まっているのかもしれない・・・。