風のつばさ

思いのままに吹く風に乗って、今日はどこに飛んで行こう♪

遠東航空 at 台北国際空港

垂直尾翼に記された文字を見て
思わず、くすっと笑ってしまった。

日本語の「極東」と同義語である「遠東」という言葉が付けられた
台湾の遠東航空。
英文表記の Far Eastern Air Transport
頭文字を組み合わせて " FAT " と呼ばれているけれど

単体の英単語として解釈すると
珍しがって、撮影に着いてきた夫にとっては
その文字が意味するものは
少しばかり耳に痛いものだったらしい。


東航空 McDonnell Douglas MD-82 (DC-9-82)
機体記号:B-28017
撮影場所:台北市新生公園
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撮影場所:台北国際空港
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MDの機体を見るたびに思うのは
何だか随分と後方に重心が集まっている気がして
このバランスで、良く飛ぶなぁ~ということ。

離陸も「すぽーん!」という擬音が聞こえてきそうだけれど
両翼ではなく、機体後方にガッツリ!ついているエンジン音を
客室最後方のシートに座って、心ゆくまで体感してみたいと思ってしまう。


離陸準備を終えた機体が
誘導路まで、プッシュバック!
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「いってらっしゃーい」のお手振り   

背景に写っているアパートの、高層階に住んでみたいぃぃぃ。
1日中、空港と飛行機が見える住まいなんて、サイコー!!!
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撮影場所:台北国際空港
機体記号:B-28027
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機体前方の窓下部分には
台湾の国立大学である「清華大学」と「高中學術列車」なる文字が記され
これは一体、ナンダロウ?と思って検索をかけたら
ものの見事に中国語のサイトが・・・。

漢字を拾い読みして、想像をもって理解するしかないけれど
(自動翻訳をかけたら余計にわからなくなったァ)
大学の、多岐に渡る専門分野での研究や活躍、成果などを
現役高校生たちとの交流をもって、双方共に伝え・学ぶための
プロジェクトを発足させたのであろうか。

各都市にある高校と大学を結ぶ「列車」をもって
いわば、未来の学術研究員たちを呼び込み
国の発展と充実のために、という目的があるのかもしれない。

日本でいうところの、学校訪問という感じなのかしら。

でもまぁ、台湾も本島以外にも統治している島などがあるから
そこへの行き来は航空機に頼るしかないんだね。
このFat がスポンサー契約をしているのだろうか。


東航空は1957年設立。
2008年には財政危機に陥り
「運航に必要な燃料費が払えなくなった」ことから全路線の運航停止
という現実と直面する。
その2年後、再建に向けて運航再開計画書を提出。
試験飛行を経て、今は国内線のみならず
近距離国際線を運航する航空会社となっている。


McDonnell Douglas MD-83 (DC-9-83)
機体記号:B-28011
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ふへへへへ・・・。
オモロイ表情ですなぁ。
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何と見事に「MD」のライン上に停止させられるのだろう、と
しみじみ見入ってしまった次第。

エンジンとヒトとの大きさくらべ。
本日もどうぞ、安全運航で♪
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1分半のお時間がございましたら、ご覧下さいませ♪
スポットイン&離陸の動画です。

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