2014-12-04 日没 空 #写真 陽が沈むのが、更に早くなってきた。 冬至まで、あと半月ちょっとなんだなぁと 空を見ながら思う。 夏場は、鉄塔の遥か右側に沈んでいった夕陽も もはや、その位置をどんどん左にずらしてくる。 鉄塔と鉄塔の間には、富士山。 鳥たちもそれぞれにねぐらに帰り 一旦、羽を休めてから飛び立っていくその場所も 既に無機質な鉄骨があるだけだ。 東の空には、ぼんやりと下界を見下ろす月。 厚い雲が押し寄せて来て、マンション群の上空に 段々と吹き溜まっていく。 こんな光景、出来ることなら 飛行機の機窓から、そっと眺めてみたいな、と思ってしまった。