風のつばさ

思いのままに吹く風に乗って、今日はどこに飛んで行こう♪

ひこうきの通り道

自宅から見える空は
四方がビルやマンションに囲まれているので
その隙間からちらりと見えるだけ。

駅がすぐそこ、というのは
通勤には便利だけれど
日々、始発から終電まで休みなく反響する電車の音が
利便性の代償のように脳天に響く。

だから、たまには自分だけの空を見に
ふらりと出かけてみることにした。

わざわざ空港まで行かずとも
航路にあたるエリアまで行けば
頭上に飛ぶ飛行機が見える。

カメラを持たずに出かけたことを
相当、後悔したけれど
手持ちのスマホでは、上空の機体
ズームをかけたとて、これが精一杯。
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でもまぁ、いいか。
肉眼で、陽の光にぴかり!と照らされて
飛んで行く姿が見られたのだから。

それにしても、昼間にひとり
「何もないところ」に佇んでいると
時間の流れさえも気にならなくなり
元々、聞こえの悪い耳には、更に日常の音さえ聞こえなくなるのだな、と
思ってしまう。

せめて次回は、カメラを持ってくることにしよう。