花展の花たちを撮る
私は母とは対照的な性格なので
趣味においては全く一致するところがない。
たったひとつ、インドア派ということを除いては。
なので、いくら親のススメとはいえ
小さいころから書道・茶道・装道・華道と
最初の一歩は備えられても
興味の「き」の字もわかなかった。
好きこそものの上手なれ、とは良く言ったもので
ほんの僅かさえも好きになれなければ
覚える気持ちも、ほぼゼロ。
こと、生け花に関しては
花と向かい合うとき、どこにどのように生けようか
頭で考えずとも、花たちが教えてくれると言われたけれど
どうやら、私には彼らは語ってくれなかった様だ。
今回、母たちの花展に出向き
多機能付きのデジカメを手に、作品、ひとつひとつを見て回る。
悲しいかな・・・。
私はカメラを学んだわけではないけれど
照明と背景の大切さは
なんとなく、感じ取れるようになってきた。
折角、素敵に活けられているのに
どうしても背景の白さと光の不足が影響し
作品全体が白くぼやけてしまう。
それぞれの魅力
私の腕では伝えられない、と悟った。
断念しての、部分撮り。
それでも、用いられている花々の
普段は見られぬ魅力を味わった気がする。。。