尾翼のシーサー空を飛ぶ:那覇空港のT-4たち 【那覇空港】
那覇空港。
先日、大事故に繋がりかねない事件が発生し
多くの関係者は、まさに肝を冷やしたことだろう。
管制官の指示通りに離陸しようとしていた機体も
離陸許可を自分の機体に対するもの、と聞き違えたヘリの操縦者も
着陸態勢に入り、今更、許可を変更されても…と
降りたってしまった機体も
まぁ、ひとまず
それぞれ無事で、ヨカッタ。
軍民共用空港は、ホントに忙しい。
しかも、人が管理することだから
仕事においては、どんな世界においても
「ミス」は避けられないのだろう、と思う。
でも、だからとて
許されることではなく
むしろ、その後の対応と処理がモノを言うんだろうな。
私も仕事をしていた時は
「間違ったこと」はしていないのに
腑に落ちない対応をされたり
課内のミスの後処理を丸投げされて
何で・・・?と思ったことが続いたけれど
その時々の状況というものは
まるで生き物のように
常に動き・変化しているということ
理屈や理論では対処しきれないということを
体験を通して学ばされ続けてきた。
基本操縦過程の全てを担う
信頼性・整備性の高い純国産の練習機。
沖縄らしさが尾翼に反映されている。
まさに民間旅客機の離着陸や
訓練機が飛び立って行く。
小型なのに、いいあんばいに馬力がありそうだ。
陽光がメラメラと立ち上り
見ているだけで、暑そう…とは思うものの
訓練生にしてみれば
1本1本の訓練が、真剣勝負なのだろう。
沖縄の海を背景に
離陸許可待ち。
尾翼のシーサー、空を飛ぶ!
そしてこちらは
2004年に導入された、救難飛行艇。
何だか、ぷっくり膨らんだ鳥が
サングラスをかけている様に見えるその風貌・・・
ついつい、笑いたくなっちゃうけど
折角のプロペラ機・・・
シャッタースピードを調整して
私もプロペラぐるぐる…が撮ってみたくなった♪
お天気が良すぎるというのも
贅沢な悩みなのだけど
白とびしてしまうのは、どうしたらいいのやら・・・。
そしてついつい、耳は爆音のする方へ。
まぁ、細かな性能などについては
機種名をクリックしていただくとして~
こちら、1機当たりの調達価格は約120億、だそうで。
飛び立って行く姿を見ると
やっぱり、戦闘機なんだなぁ~なんて
つくづく思う。
実稼動は、願わくばしてほしくないけれど
やはり、地上に駐機されている姿より
自在に小回りを利かせながら飛び翔る姿を見ると
カッコイイな~、なんて思ってしまう。
いやはや、凄い轟音っ。
それにしても、流石に通常飛行の時には
アフターバーナーは見られませんねぃ・・・。