夕景 ~夕陽・空・山の光景~
夕景。。。
昨日は雲は確かに多かったけれど
切れ間から覗く、沈み行く太陽が強烈なインパクトの
「赤」を空に投げかけていた。
マンション住まいの私には
こんな「夕陽」の写真しか撮れないけれど。
日が沈んだ直後の
ほんの一瞬だけ味わえる、トワイライトピンクの空。
信州の山の上にかかるのは
雲か、はたまた噴煙かしら~と母が言うけど
そんなことより、私には
「点」で映る飛び行くものの影の方が
ずっと興味深く感じてしまう。
その言葉を聞いて
母が「はー」っとため息をついた。
暮れゆく西空。
カメラを西側に向けてみる。
可能な限り、望遠機能を使うと
山に生える木立の姿がしっかり見えて
何だかとっても面白い。
雑然とした日常だけど
世にあっては良いこともそうでないことも
時が来れば、暗闇が包んでしまうのだな、と
ふと、そう思った。
静かなエンジン音を聞いたので
空を仰ぎ見れば
そこには、夕陽の赤を受けた飛行機が
ダイナミックに軌跡を描きながら、東の空へと飛んで行った。
隣国は仁川空港からの国際線。
大韓航空。目的地は、ロス・・・だったなぁ。
暖冬
何だか変なご陽気の今冬。
年末年始など、昼間はコートを手に持って歩き
かと思えば、数日前には小雪舞い降りる朝となり
そして再び、3月並の気候になったり・・・
ヒトもビックリ!だけど
植物たちもビックリ!してるだろうな。
ウチから見える富士山も
例年より雪が少ない様に感じるのだけれど。
日が昇って来た早朝など
その雪に朝日の赤い色が反射して
ほんのりと薄い桃色に染まっている山肌が
今年はまだ見えていないもん。
ウチのバルコニーに置いてある
ブーゲンビリアの鉢植えも
鮮やかなピンク色の花たちが、絶えることがない。
もっとも、本当の花は
まだまだ固く、口をつぐんだままだけど
屋外に普通に放置されている状態だから
冬には茶色くなって、この部分は落下してしまうのが
常だったのに、ね。
そして、カネノナルキも満開!だ。
メダカ鉢に薄氷が張ろうとも
全く動じず、次々と花を咲かせ
タイシタモンダ、と思ってしまう。
暖冬は、ある意味、ありがたいけれど
寒くなる日がここまで少ない・・・というのも
何となく、不気味な感じさえしてしまう。
今まで体験したことがないような
寒くならない冬。
なんとも、だね。。。