TOWBAR
こんな細い棒、1本で
大きな機体を動かしちゃうんだものね。
全く、タイシタモンダ。。。
押す、も、引っ張る、も自由自在。
だから、ちょっとしたズレが
大きな誤差を生み出す、ということ
目に見える結果としてあらわれちゃうから
確かに、笑い事じゃない。
着陸寸前に、機首をほんのちょっと上げるのも
後輪から地面に着くように、という計算が
きちんとなされているがゆえのこと。
その角度も、ちゃんと決まってる。
何気に設置されている無言の機器類とはいえ
これらが担う役割は、とっても大きい。
ほら、もうじき着陸のこの機体も
機首が上がってるでしょ?
ヒミツの場所から、望遠で
密かにコクピットを狙ってみる。
ココからだと
ちょうど目線がコクピットや客室の窓の高さと同じくらいなので
Pさま、コッチ見てくれないかな~、とか
乗客の方々の誰かが、私に気づいてくれないかな~、とか
実は密かに期待しているの。
あれ? この機体、606…ってことは
元国際線仕様のB6???
だとしたら、元「FLY!パンダ」の塗装を纏った
あの機体ってことね。
ね、覚えてる?
ベトナムの空港で私たち
会っているんだよ、1度
めっきり、飛行機に乗る機会もなくなったこの頃
よもや「見るだけ」で満たされる日が来るなんて
想像もしていなかったなぁ。