丸墓山古墳からの光景 ~さきたま古墳公園:行田市~
先週のハナシで恐縮ですが・・・
知人が購入した新車の、慣らし運転にお付き合いして
こんなところに行ってみた。
【さきたま古墳公園】
「埼玉」の地名のルーツは
どうやら、この古墳公園の周辺らしい。
万葉集の中には「前玉・佐吉多万」(←どちらも読み方は「さきたま」)
という言葉が見受けられるそうで
奈良時代にはもう、都にはその名が届いていたのか…と
悠久の時の流れを感じてしまった。
今から約1300~1500年前の古墳が集まっているという
さきたま古墳群。
丸墓山古墳には階段が整備され
誰もが自由に登れるようになっている。
折しも、桜の開花がそこここでなされていて
満開には今ひとつだったけれど
それでも、そこそこ目をひくものがある。
低そうに見えて、なかなか・・・急な道。
中途半端な幅の階段が、結構、キツイ。
高さ19メートルを登り切り、てっぺんにたどり着くと
こんな光景が待っている。
360度、見渡せる爽快さ!!!
関東平野ということが、よくわかる眺めだ。
このエリアには、大きな古墳がいくつもあって
今なお、発掘しているのだとか・・・。
桜の名所でもあるそうで
全ての木々が満開になったら
相当、見応えがあるだろうな、と思ってしまった。
そして、遠くには
その進行具合を確認するために
この丸墓山古墳の頂上に本陣を築いた、とされているそうな。
石田堤を築き、水攻めをするも
その作戦は成功せず、豊臣秀吉が唯一、落とせなかった城
としても、知られているところだけれど。
気温が高くなり、遠景を望遠で狙うも
陽光メラメラで・・・見にくくて、申し訳ない~~。
とりあえず、証拠写真、ということで。
私は歴史が大の苦手なので
基本的なことさえも理解しておらず
お恥ずかしい限りなのだけど・・・
ここにこれだけ大きな古墳がある、ということは
太古の昔から、ある程度、大きな力を持つ権力者たちが
この地を支配し、司っていたのかな、なんて思ってしまった。
その時代には、一体、どんな光景が広がっていたのだろうか。
空の色だけはその日と同じ
青さを保っているのかしら、ね。