夕陽
2月の夕景。。。
「空」は変わらないのに
どうして1月と2月とでは
空の様子が違うんだろ…と
不思議な思いをもって、見つめてしまった。
ウチから見える連山の上には
それに沿うように雲がわく。
一旦は、それらによって隠された太陽も
横に伸びた雲の下から、ぽっかりと顔を出す。
街中の電線が、まるでその光源を
「待ってました!」と言うがごとく
捕らえたがっているようにさえ、思えてしまう。
昨日も今日も、風が強い。
地上では、実に様々なことがあり
様々な人たちが、それぞれにいろいろなことを思う。
降っても照っても曇っても
雲の上はいつも青空!
そして、快晴だもの。
その光景をひとたび見てしまうと
やはり、何度も味わいたくなってしまう。
ゆっくりと、しかし確実に
陽が沈んで行く。
ほどなく、今度は山の上にかかる雲が
その姿を覆い隠していくのだろう。