KITAへ・・・山形新幹線
ウチの最寄り駅
Tokyo から KITA に向かう新幹線の停車駅。
ホームで、入線する新幹線を眺めながら
「アンタ、なんだかアヒルみたいだわね」なんて
余計なことをつぶやいてしまう。
オール2階建て新幹線 “Max”
これ、Multi Amenity Express の略なんだってね。
E4系という車両だそうで
すごい輸送力だな~と思う。
あらま、Max も連結してたのね。
私はMax ではなくE3系の新幹線に乗り
KITAに向かう。
午前中の早い時間にも関わらず
空にはまるで、夏を思わせるような雲がいっぱい!
四方を山で囲まれた盆地ゆえ
暑さ寒さも吹き溜まり
それなりに気象条件も厳しいけれど
実に豊かな作物の実りが期待出来る。
そして、実際に、すべてがおいしい。
スマホのアプリを駆使して
障害物のない光景を走り抜ける山形新幹線を狙う。
「つばさ」号が緑の中を走る姿は
見ているだけで気持ちがいい。
でも、なんか草をはむ
草食系の生き物のように見えてしまうのはなぜかしら、ね。
ちょいとばかり、蝶々の幼虫の姿を思い出したりして…。
でも、冬は豪雪地帯を走行するので
それなりの馬力も装備も有している車両なのだろう。
私の日常では、決して見られない
こんなひとこまも、見晴らしの利く場所からなら
望遠機能を使えば容易に撮影できてしまう。
列車が通り過ぎた後に立ち上る
線路上の「メラメラ」まで
はっきり見て取れるのだから、凄いものだ。
そして、私が今回、狙っていた車両がこちら。
同じE3系でも、塗装ひとつで随分と
イメージが変わるものだね。
(飛行機もそうだけど:笑)
在来線の線路を走行するゆえ
通常の新幹線より、やや小ぶりで
ミニ新幹線などとも呼ばれているけれど
そこそこのスピードはちゃんと出てる。
4年前の大震災の時は
この路線の復旧がなかなか…で
親の実家や親戚たちの全てが、コッチに住んでいるから
かなり難儀してしまったけれど
こうして、苗の緑が植えられた中を
とことこと走っていく「つばさ」を見ると
どこか安堵感を覚えてしまう。
さ、それでは時間なので
私も帰途につくとしますかね。
やった!新塗装のE3系♪
先頭車両の側面には
桜の花とふきのとうのイラストが描かれていて
少し遅めの奥羽の春を思い起こさせてくれる。
乗車して、山間部を走行し
連結される東北新幹線は、この高架をまっすぐ進み
山のトンネルを抜けて、更にKITA に走っていくんだね。
・・・その後、仙台や松島の親戚たちも
どうしているのやら、と
車窓からの光景を眺めつつ
ふっと思い出してしまった。