風のつばさ

思いのままに吹く風に乗って、今日はどこに飛んで行こう♪

台北:士林夜市で食い倒れ

旅先での食に関しては
やはり、限られた滞在時間ゆえ
1食1食、納得のいくものを食したい。

といっても、高級な洋食レストランや
名の通った専門店などではなく
いわゆる、地元の方が普段、食しているものを
私も口にしてみたいのよね。

台北には、観光客も多く訪れる大規模な夜市から
地域密着型の小さな夜市まで、いろいろなものが存在する。

夫など、ある意味、日本では味わえぬ
ちょいとばかり、いかがわしい夜市に行きたがっていたけれど
そんなところに女性である私が行っても、意味がない。

普段、口にしない「精のつくもの」を食べるより
私は普通のものが食べたい。

そして、どうせ食い倒れるならば
目一杯、色々なものをちょっとずつ味わってみたい!と思い
規模の大きな士林夜市へと繰り出した。

夕刻過ぎに最寄り駅を降りると
誰に訊かずとも、その場所はすぐにわかる。
人の流れについていけば、夜市の灯りが存在を主張しているからね。

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やや奥まったところにある、アーケード付きの市場は
1階がショッピングエリアになっていて
日用雑貨にファッショングッズ、土産物を扱う店など
数本の通路を挟んで、両側にずらりと並んでいる。
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ネイルのお店もちゃんとあって
でも、正直、品質の問題もあるし
価格もさほど、お得感を覚えなかったので、パス。

そうそう、夜市といえばゲームコーナーも
忘れちゃいけないアイテム、ね。

並べられた風船を、ダーツの矢で割っていくゲームや
釣糸の先につけられた小さな輪をビール瓶の首にかけ
寝かせた瓶を釣り起こすゲームなど
単純だけど、自分も周りも大いに楽しめるお店まである。

余談だけど、以前、夫とシドニーに行った時
移動式遊園地にひょっこり出くわし
何気に釣りゲームをやったらば
比較的、大きなぬいぐるみが当たってしまい
これ、トランクに入らんし、飛行機に乗せて持って帰るの!?って
本気で迷惑に思ったのだっけ。

だから、景品は取れたとしても、要らない。
なのに夫は凝りもせず、瓶釣りゲームにトライして
3回全て失敗してくれたので、ホッ。

このマーケットの地下に屋台が沢山集まっていて
美食街を作り出していたけれど
そこここでの呼び込みもさることながら
美味しいにおいがあちこちから漂ってきて
何を買おうかと激しく迷ってしまった。

お買い上げのものは基本的には、to go ね♪
でも、フードの購入に関しては9割方、夫の意見!オイっ!\"(-""-)"

「官財板」←厚切りトーストを、わざわざ油で揚げて
こんがりきつね色になったら、中心部をくり抜き
その中にエビ・アサリ・パイナップルなどを入れ
最後にたっぷりと、ホワイトソースを注いで出来上がり~。

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見た目はかなりオイリーなのに
なぜがするりと食せる一品。でも、カロリー、凄そう~~
夫:四分の三、私:四分の一 を食す。

そしてお次は、草鞋の様な大きさのチキンカツ。
揚げたてのアチアチを、紙袋に入れて手渡してくれる。
夫:三分の二、私:三分の一 を食す。
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その他、魯肉飯(バラ肉を甘辛い煮汁で煮込み、ご飯にかけたもの) も購入。
1階のベンチを見つけ、そこで夫が凄い勢いでかっ込んでいたっけな。
私もひと口、味見はしたけれど。

市場を出て、屋外を歩いてみると、こんな感じ。
やはり、国内外を問わず、若い人たちがいっぱい群れていて
彼らのニーズに合わせた商品が、あちこちで売られていて
結構、売れていたのが「自撮棒」。
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そして、購入した自撮棒を手に
早速、写真を撮っている人たちがそこここに居ましたワ。

「おねーちゃんも、ひとつどうよ?」って言われたけれど
私のスマホiPhone じゃないから、手元のスイッチが使えないもーん。
自撮りなんてしないし。


ヘアアクセサリーを売る店舗は、こんな感じ。
ブラシだけでも、何種類あるんだか…。
同じようなお店が沢山並んでいても
それぞれに、そこそこ客が入っているのだから
タイシタモンダと思う。
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露店が並ぶエリアでも、いろいろ買い食いしてみた。

私がハマってしまったのが、こちら♪
いわゆる、日本の屋台で見かける「リンゴ飴」の応用編って感じ。
見た目で判断するしかないけれど
ミニトマトといちごだけはわかったので、まずは1本ずつ。
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私が選んだミニトマト飴は
間に何やら、黒っぽいものが挟まっているものなのだけど
これが意外や意外~!!!
かなり美味で、その後も追加購入してガシガシ食してしまったのよね。

飴のほどよい甘さと、ミニトマトの酸味が程よく混じり合って
口の中でほんわかと溶けていくあの絶妙~な味わい。。。
なんで日本には、これがないんだろう~~~。
作ったら売れそう、これ。1本120円くらいだったかな。

そして「黒っぽいもの」が
またまたいいアクセントになっているんだな。
正体、いまだにわからんけど。

これ、買ってお土産に持ち帰りたかったけど
「飴だから、溶けちゃうよ~」って言われて、ごもっとも。。。
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こちらは、海鮮焼の屋台。
アルコールは1滴もダメなのに、酒のつまみ系には目がない夫。
イカやら何やら、いろいろ注文して食してましたわ。
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お次はミート部門。
いわゆるとりの手羽元やソーセージなどの加工品を
グリルして販売している屋台ね。
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「下さいな♪」って言うと、ボールを手渡してくれて
好きなものを自分で選べ、という。
あれこれ指さして伝えると、そのボールの中にトングで摘まんで
ひょいひょいと入れてくれて
今一度、グリルして、食べやすい大きさにカットしてから渡してくれるのよね。

勿論、これも to go~!

ウロウロ歩き回っていたら
何やら細マッチョなおにいさま方が
腕を振るっているお店が・・・
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若そうだな・・・って思いつつ
ココは眺めるだけ~。

更に進むと、オーギョーチーが売られていて
これは私が購入~。
クワ科イチジク属の果実から作られるゼリーを、そう呼ぶそうで。
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私は冷たくて、つるりん~としているものが好きなので
これはかなり美味しかったなぁ。

そして、台北に来たら、絶対に外せない!というものが、コレ。
麺線、ね。
細麺をとろみとコクのあるピリ辛 スープでいただく一品なのだけど
サイコー!!!に美味っ♪
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少量でも、お腹に溜まる~。
小さいけれど、牡蠣もちゃんと入っていて
あとは肉片もちらほら・・・。
香草も大好きなので、オマケしてもらっちゃった♪
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夜市、次回・・・があったら
今度は違うところにも行ってみよう。

この日の夜は、これだけ食べたのに
ホテルに帰着する頃には少し、空腹を覚えた私デシタ。