最低気温は氷点下
ここ数日の寒さは、ひどいものだった。
バルコニーに並べたプランターの
土の表面にも霜が降り
滅多に降らぬ雪さえも、郊外に舞った。
屋外に汲み置きしたバケツの水さえ
表面が凍ってしまうほどの寒さ・・・。
ふと、気になって、用事ついでに足をのばし
近くにある公園の、ささやかな日本庭園を覗きに行った。
小さな中に演出される風景。
岩と樹木の間を流れる水を滝に見たて
鯉のいる池を滝壺と連想し
水はそこに流れ落ちていく。
「滝」は氷結していないかしら
鯉たちは、どうしているかしら、と。
いつもと変わらぬ光景がそこにあり
安堵もしたけれど、どこか拍子抜けした、不思議な気分。
そしてこの時期だけ、出店している路上販売の苗木たちを
チラリと横目で見ながら、通り過ぎる。
冬の風物詩・・・。
お巡りさんたちの、地域巡回のパトロール姿も
子どもの頃から見て来た光景。
昼間になっても気温はさほど上がらなかったけれど
街にもまた夜がやって来る。
師走の日没は、いつも以上に慌ただしい。
明日の朝も、氷点下の予報。。。