風のつばさ

思いのままに吹く風に乗って、今日はどこに飛んで行こう♪

電光飾

街中に、イルミネーションが瞬く季節になってきた。
 
陽のあるうちは、樹木や建物の柱に括り付けられた電球の配線たちも
何となく違和感を覚えつつ、通り過ぎられるにすぎないけれど
 
ひとたび、トワイライトタイムを経て
夜のとばりが降りてくると
たちまち、あたりは煌めきを帯びて来て
見慣れたオフィス街でさえ、一瞬にして夢の世界へと変えていく。。。
 
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どちらかといえば
親子連れがニギヤカに灯りに感嘆の声を上げる、というよりも
仕事帰りのサラリーマンやOLたちが
そのきらめきを持ち歩くために、立ち止まっている姿が目につく。
 
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この灯りたちは、一時の期間だけ
人の心を感動させるに必要な要素はあれど
時が来れば、やがては取り外され
むしろ、その後の方が、寒くて暗い真冬の暗い時期を迎えることになる。
 
 
わが人生の、進み行く闇を照らす本物の光・・・。
 
それを見つけることが出来た者たちの
いかに幸いなることよ!
 
そんなことを思いながら
煌めく歩道をカメラ片手に歩いた夜だった。