風のつばさ

思いのままに吹く風に乗って、今日はどこに飛んで行こう♪

愛しきウィングレット

北海道は、四季折々の光景が楽しめるので
何度足を運んでも飽きることがない、と思う。

考えてみれば
私も各年代によって、随分と興味の内容が移り変わり
現地での動きも違って来た。

以前はこんなに飛行機に恋焦がれることもなかったのに
今はもう、飛行機撮影の機会があれば
レンタカーで空港外周を巡ってみたい…とさえ
思ってしまう。

撮影日:2015年12月5日
お膝元のAIR DO
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この機体の、翼の先端にあるウィングレットの内側には
読書をするクマちゃんが描かれている。

他にもギターを弾いていたり
くまちゃんとサッカーボールが描かれていたりして
それを見定めることも、また楽しい。


それにしても
ガラス越しに撮影する、というのは
なかなか難しいものだ。
レンズを窓ガラスに押しあてるようにして
機体に焦点をシカッ!とあわせないと、ぶれる。。。(泣)


冬期は新千歳空港の展望デッキは閉鎖されてしまうので
3階にあるフードコード近くのガラス窓からし
滑走路や離発着する飛行機たちを
眺めることしか出来ない。

早く解禁の季節にならないものか・・・と
こんなところからも、春を待ちわびてしまう。


午前11時台の飛行機たち。
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誘導路を通って、滑走路に向かい
離陸の順番待ちをする機体が、次々とやって来る。

ウィングレットが付いた小型機、とはいえ
やはり、そこはジェットエンジン搭載の機体。
その気になれば、結構な距離を飛びそうだ。
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航空会社によって、勿論、塗装は違うけれど
B737A320の機体は
どこかぽってりとした印象があり
大型機も良いけれど、この手の機体たちも、好き。


こちらもお膝元のスカイマーク
黄色い流れ星が、滑走開始~。
ウィングレットには、赤いハートマーク。
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こうした、ちょっとした遊び心が
何とも言えない。


それもしても、冬の新千歳
空模様が短いサイクルでちょこちょこ変わる。

少し前までは、陽射しさえ見えていたというのに
あっという間に、雪雲に覆われて
目視出来るほどの雪の粒が、パラパラと空から舞い降りて来た。

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おかげで、ただでさえピントが合わせにくいのに
全体的にもわ~っとした写真しか撮れなくなってしまった。


こちらは、着陸機のJ-AIR
小さな機体だけど、それに見合ったウィングレットもちゃんと付いてる。
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ウィングレット・・・ね。
正直、私の周りには
飛行機に興味のある方がほとんど居ないので
「そんなの、言われなきゃ気づかないよ~」と言うけれど

目立たないところにあっても
それが果たす役割は、ホントに大きい。

離陸の性能アップ、燃費向上による改善・・・
それらが期待できるって、飛行距離も伸びるから
ちっこいビジネスジェットが遠方から飛来することだって
出来るようになってきたものね。

今までは、B3と聞けば近距離用というイメージがあったけど
国際線にも用いられる時代。


タッチダウンのタイヤスモークをあげて
こちらも無事に着陸~。
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それでも、輸送力に関しては
需要がある路線には、やっぱり大型機が就航中。
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グランドさんたちによる、お見送り~。
1機1機、丁寧に送り出し
彼らの働きの大きさも、見るたびに実感するわね。


その機体の滑走を見ようと、カメラを向け続けていたら・・・
いきなりカメラのモニターの中に飛び込んできた
トランスアジア航空。
機体番号:B-22102  A330-300
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・・・視界をジャマしてくれたおかげで
JALの滑走は見られず終い。

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でも、トランスアジアの機体後部に
こんな文字が書かれていたなんて、と初めて知った。
SIGMU、かぁ。
さりげない宣伝ってところかしら、ね。


さて、遅延して到着した羽田への帰路便も
やっとこさ、ゲートに入り
乗客の降機後、速やかに出発準備が開始された。
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この目線から、あれこれ眺めるのも
そうそうないだろうから
駐機中の、こんなひとこまでも
記録しておきましょか、ね。
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余談だけど・・・
前輪の格納カバーに記された機番を見て
あれま!と。

往路で利用した機体と、同じ機体じゃん~(笑)
この時は空席があったので、2便ほど早目のものに変更し
午後3時前には羽田に帰着。

当初はしっかり窓側の座席を確保していたけれど
空席待ちで便を変更したので
中央4列の内側になっちゃったのよね。

でも、いいんです別に
機窓から外が見えなくても・・・。
乗れれば、ね。