風のつばさ

思いのままに吹く風に乗って、今日はどこに飛んで行こう♪

チャイナエアライン at 台北国際空港

台湾空軍の退役軍人らによって、1959年に設立された

垂直尾翼に描かれている
中華民国の国花:梅の花がとても印象的だ。

この航空会社の特徴は
機内食医食同源をもとにメニューが考案されていること
そして、飛行時間180分未満の路線では
エコノミークラスでのアルコール飲料の提供はしていない、ということらしい。

そして何より、客室乗務員の制服がチャイナドレス風のスタイル、だそうで
今なお、高い人気を誇っているという。
以前、夫がひとりで台湾旅行を楽しんだ時は
ビジネスクラスでの旅だったので、快適な空間が約束されていたのだろうと思う。

やはりホームベースとなる空港においては
一段と風格があるように思えた。

機体記号:B-18301
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チャイナエアライン Boeing 737-800
機体記号:B-18657
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台北市の街中にある空港を印象付ける背景の中を
ぐんぐんと翔け上がっていくダイナスティ
そこにあるアパートの、上層階の一室に住んでみたいものだ、と
密かに思ってしまった。



どうしても事実を目の当たりにすると
その企業イメージの概念を払拭するには
相応の実績と時間はかかるものだな、と思う。

航空会社評価サイトがまとめた
2013年版の「世界の航空会社安全度ランキング」によると
オーストラリアのカンタス航空が、最も安全な航空会社として
世界448の航空会社のトップに立ったという。

その評価は、墜落事故や航空規制当局の記録
機内サービスや食事などの質も加味して、ランク付けされるものだそうな。

やはり、死亡事故を起こしていないという実績が
高く評価されのことだろう。
そして448の航空会社のうち、137社が
満点の7つ星を獲得したという。

空の安全、というカテゴリーにおいては
無事に飛んでアタリマエ、なのだから
仕事でいうならば、その手の失敗があってはならない、ということ。

自分たちの「仕事」のことを思っても
ある意味、トラブルは付き物だから
それが「あってはならない」というレベルを常に求められるのは
どれほどハードルが高いか、実感するであろう。

因みに、その年にトップ10のランクインを果たした航空会社は、次の通り。
 ・全日空
        詳細は、こちらのサイトへどうぞ♪



さて、逆に、そうしたランキングにおいては
不名誉な評価を受ける航空会社もあり
台湾のチャイナエアライン(China Airlines)もワースト評価を受けてしまった。

私の記憶にも残っているが
1994年に名古屋空港で着陸に失敗し、264名が死亡するという
墜落事故を起こしている。

この他にも、30年間の間に航空機8機を破損し
755名が死亡しているらしく
直近では、2007年に那覇空港の駐機場でエンジントラブルを起こし
出火・機体炎上事故が発生した。
幸い、この時は、乗客・乗員の全てが無事に避難出来たので
人的被害はなかったけれど、乗り合わせた乗客の方々、怖かっただろうな。。。

乗り物としては、飛行機が一番安全な乗り物だと信じて疑わないけれど
一度、事故を起こすと、犠牲者が多く出てしまうので
どうしても、飛行機はアブナイ…という概念が打ち出されてしまうのだろう。

連日、あれだけ多くの飛行機が
全世界を飛び回っているのに、事故など滅多に起こさない。
自動車事故と比較すれば、その事故率の低さは相当だ。

今回、台北に行くにあたっては
復興航空の航空券が割り当てられ
正直、それも微妙な思いになったが
帰国して数日が経った時、トランスアジアのあの事故が起こったので
更に更に、空の安全を祈ってしまうこの頃である。