濃霧の朝
いつもよりちょっぴり遅く目覚めて
「今日は可燃物収集の日だ~!」と慌てて身支度を整えた朝。
玄関を開けて、オドロイタ!
東側の景色を見ても
西側の景色を見ても
真っ白。。。
何だか面白くなって
首からデジカメをぶら下げて、ゴミ捨てに行く。
やわらかく流れていくミストたちが目視出来る朝。
呼吸が凄く楽なことに気がついた。
毎朝、この状態では移動の足に影響が出てしまうけれど
知らずのうちに乾燥しているところに
与えられるしっとりとした潤い・・・。
ちょっとした動きに、敏感に反応する
こまかな水滴たちを両手で掬いあげながら
これもまた、ひとつの贅沢かしら、なんて思ってみたりする。
さぁて、そろそろ出かけるとしますか。
私の愛車は赤なので、霧の中でも存在を主張してくれるはず。
いつもの通りに
運転が守られます様に、と祈ってからエンジンをかけよう。