機窓より ~ sola の蒼さが恋しくて ~
本物の Sola の蒼さが見たくて
雲の上まで駆け上がった。
厚い雨雲が、はるか眼下に敷き詰められている。
たとえ地上においては
何がなされていようとも
やはり、いつでも雲の上は、青空。。。
部分を切り取れば、こうした光景も
一見、穏やかそうに見えるけれど
いやはや、どうしてどうして。
「気流の悪いところを通過します」の機内アナウンスが
飛び立ってから、目的地に到着するまで
何度、耳に響いてきたことか。
そんな時は、揺れに身を任せて
遠くの空を眺めているに限る。
そして、ふと、ある時を境に
揺れが心地よく体に伝わり
いつしか、夢の世界へといざなわれてしまうのだ。